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燃費を改善するための様々なポイント

こんにちは、静岡大学自動車部です。2018年10月現在、原油価格が高騰して国内でもガソリン価格が3年11ヵ月ぶりの高水準となっています。

現在国内で普及しているほとんどの車には走行にガソリンか軽油を必要とするため、車に乗る方にとっては大きな問題となっています。そこで今回は、燃料代を節約するために燃費を改善する方法をいくつか紹介します。

アクセルを踏み込む量や時間を短縮

車はエンジンをかけて停止しているアイドリング状態でも燃料を消費しますが、当然アクセルを踏み込む時に最も燃料を多く消費します。つまり燃費を向上させる上ではアクセルを踏み込む量や時間を短縮させることが最も大切だと言えます。そのためには無駄なアクセルとブレーキの操作を避け、加減速を少なくして走行速度をなるべく一定に保つ必要があります。

これを実践するためには、ゆとりのある車間距離を保ち、前車の動きを予測しやすくすることが必要不可欠です。例えば前車が右左折をするためにウインカーを出した際に後続車は減速する必要がありますが、十分な車間距離があればまずはアクセルを離すだけで速度を調節するといったことが可能になります。この時に車間距離が足りなければ後続車はまずブレーキをかけて、その後再加速が必要となるため余計に燃料を消費することになるのです。

また、信号が赤のため停車する際にも車間距離をしっかり取りましょう。信号が青に変わってから発進する際に、渋滞等の理由で前車が発進後再び停止することがあります。この時に車間距離が不十分な場合は後続車もブレーキをかけて減速or停止しなくてはなりませんが、車間距離が長ければ前車が再発進するまで一度の加速で済むことがあります。自分の前を走る車だけではなく、交通の流れ全体を意識するようにしましょう。車間距離を取ることで追突事故の可能性も減らせるので、車間距離の不保持はまさに百害あって一利なしなのです。

さらに、急発進や急加速をしないようにすることや早めのアクセルオフも必要です。急発進や急加速する際にはアクセルを一度に大きく踏み込むことになります。時間に余裕がないときにはこのような運転をしてしまいがちなので、常に時間に余裕を持って出発するようにしましょう。

そしてこの先で停止したり曲がったりすることが分かった場合も、早めのアクセルオフを意識するようにしましょう。アクセルを離してもしばらくは惰性で進むことが可能であり、これによって燃料消費を抑制できます。

早めのアクセルオフ
<早めのアクセルオフ>

長時間停車するときはエンジンを切る

エンジンをかけているだけのアイドリング状態ならそこまでガソリンを消費しないからと停車している時もエンジンをかけたままにする人も多いと思いますが、実際には10分間のアイドリングで130cc程度のガソリンを消費しています。確かに、走行時と比べるとその量は少ないのですが、塵も積もれば山となるというようにその積み重ねが大きな差を生むのです。そのため、エンジンをかけてからしばらく発進しないでいるといった無用なアイドリングは避けるようにしましょう。

ただし頻繁にエンジンを再始動させるとセルモーターやバッテリーに負担がかかるので、無理のない範囲で行うことがおすすめです。最近のエコカーにはアイドリングストップ機能が標準で付いていますが、この理由からこれらのパーツはより耐久性が高いものになっています。後付けのアイドリングストップ装置を付ける場合はこのことを考慮する必要があります。

アイドリング状態
<アイドリング状態>

A/Cスイッチをこまめに切り替える

A/Cとはエア・コンディショナーという意味ですが、このスイッチをオンにすると燃費を悪化させることになります。車内を冷却・除湿するために必要なものですが、これはエンジンの動力を利用してコンプレッサーという装置を作動させることで風を作り出しています。暖房はエンジンの排熱を利用しているため、A/Cスイッチをオフにしたままでも車内を暖めることができます。つまり、冬場の暖房が必要な場合はA/Cスイッチはオフにして走行して、窓ガラスが曇った時など一時的に除湿を行う時のみにオンにすれば燃費向上になります。

逆に夏場は多少の暑さなら窓の開閉で対処して、それでも暑い時はA/Cスイッチをオンにして冷房を使うようにしましょう。その際にも外気導入と内気循環を切り替えることが大切です。外気導入にして車内の換気を行ってから冷房をオンにして、その後は内気循環にすることでより効果的に車内を冷やすことが可能になります。

また、家庭用エアコン同様に設定温度を下げすぎないようにした方が良い気がするかもしれませんが、家庭用エアコンとは原理が異なるため設定温度の高低は燃費にはほとんど影響しません。設定温度を高めにして常時A/Cスイッチをオンにするよりも、設定温度を最低に設定して、車内が冷えてきたらA/Cスイッチをオフにして送風のみにした方が良いと言えます。エアコンは快適な車内空間には欠かせないものなので、燃費と両立できるように上手に使っていきましょう。

冷房オン
<冷房オン>

渋滞している道を避ける

渋滞している道を走行すると、頻繁に発進と停止を繰り返す上に平均速度が極端に低くなるため燃費は大幅に悪化します。渋滞が発生しやすい時間帯や時期の走行はできるだけ避ける工夫が必要です。また渋滞が発生しやすい時でもルートを変更して渋滞を避けることができます。カーナビやスマホアプリのナビではリアルタイムで渋滞情報が提供されるものもあり、非常に便利なのでぜひ活用するようにしましょう。

しかし渋滞を避けようと抜け道を走行しても、細い路地であったりして一時停止が多かったり加減速が多くなると逆に燃費を悪化させることもありえます。そのため多少の混雑程度であるならばそのまま進むなど、臨機応変に対応しましょう。

また、燃費には直接関係ないですが、道に迷って無駄な距離を走ってしまうと燃料を無駄に消費してしまいます。普段あまり行かないような場所へ行く際にはあらかじめルートを確認しておき、確実に到着できるようにしましょう。

車内外の荷物や装備を減らす

車内に荷物が多いと車の重量が増えてしまい、当然ですが燃費も悪化します。各実証データを平均すると、100kgの重量増加で燃費はおよそ3~5%低下するようです。日常のシーンにおいてここまで極端に荷物を乗せる機会はないと思いますが、余計な荷物は極力乗せないようにしましょう。車重が比較的軽い軽自動車やコンパクトカーでは特にこの影響を受けやすいはずです。

また、ルーフキャリアやルーフボックス等の装備品も車両の重量を増加させるだけではなく空気抵抗も大幅に増加させてしまうため、燃費悪化の原因になります。多少の手間はかかってしまいますが、長期間使わない場合は取り外しておくことをおすすめします。

ルーフキャリアとルーフボックスの装着例
<ルーフキャリアとルーフボックスの装着例>

タイヤの空気圧をこまめにチェック

空気圧測定様子
<空気圧測定様子>

タイヤにはそれぞれ適正空気圧があり、車種や装着タイヤサイズに応じて決まっています。タイヤは適正な空気圧が充填されていないと十分な性能を発揮することができません。

特に空気圧が低い状態では走行中のタイヤの変形が大きくなり、タイヤが転がる際の抵抗も増加するため、走行中に使用される燃料の量が増えて燃費が悪化します。一般的に、タイヤの空気圧が指定値より30%低下した状態では8~9%も燃費が悪化するようです。

また、タイヤには「自然空気漏れ」があり、乗用車用タイヤでは1ヵ月で約5~10%も空気圧が低下するのです。そのため定期的(最低1ヵ月に1度)に走行前の冷えている時に空気圧を点検するようにしましょう。指定値よりも少し高めに入れた方が燃費は上がると言われていますが、入れすぎると乗り心地が悪化するので自分で最適な空気圧を見つけると良いでしょう。

点検はガソリンスタンドやディーラー、カー用品店などでほとんどの場合無料で行ってもらえますが、セルフのガソリンスタンドに置かれている空気圧を調整する機械を使えば自分で点検・調整が行えるので便利です。適正空気圧の維持はタイヤをより長持ちさせることにもつながります。

セルフのガソリンスタンドに置かれている、持ち運び可能なエアタンク型の空気入れ
<セルフのガソリンスタンドに置かれている、持ち運び可能なエアタンク型の空気入れ>

指定空気圧のラベル(多くの場合、運転席ドア開口部に貼られています)
<指定空気圧のラベル(多くの場合、運転席ドア開口部に貼られています)>

ガソリン添加剤を使用する

カー用品店
<カー用品店>

ガソリン添加剤はカー用品店などで目にする機会が多いと思いますが、実際に使用したことのある人は少ないのではないでしょうか。

ガソリン添加剤には様々な役割があります。ガソリンの主な役割は、インジェクター・吸気バルブ・燃焼室などに付着したカーボン類の除去です。その結果、エンジンの吹け上がりがスムーズになり燃費やパワーが向上するというしくみです。使い方は非常にシンプルで、ただガソリンタンクの中に流し込むだけで完了です。使用する際は規定量以上の量を入れてしまうとエンジンが不具合を起こす可能性があるため、必ず規定量をチェックして守るようにしましょう。

実際に筆者が下の写真の製品を使用したところ、街乗りで14km/L台中盤だった燃費が16km/L近くまで向上しました。

ガソリン添加剤
<ガソリン添加剤>

ウェブ上のレビューを見ても概ね高評価なものが多い上に、安いものでは数百円から購入できるため、気になった方はぜひ一度購入してみて欲しいです。多種多様な製品があるので、使い比べてみるのも良いかもしれません。

また、古めの車に使用した方がより効果を実感しやすいと思われるため、古めの車にお乗りの方には特におすすめですね。

まとめ

燃費を向上させることは、燃料代の節約という経済的なメリットだけではなく環境への負担軽減にもつながります。また車に優しい運転となるので車のダメージも減り、車の寿命を伸ばすことにも貢献します。

一つ一つは地味なことで効果もわずかかもしれませんが、それらを組み合わせて実践することで劇的な燃費アップも期待できます。上記のこと以外にもできることはたくさんあるので、ぜひみなさんも簡単にできることから始めてみて下さい。

以上

(執筆:静岡大学自動車部)

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